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機能紹介

  • 2007.5.22 T3のデモ版用リンクを貼りました。
  • 2006.1.26 とりあえず更新履歴は別ページに移しました。

機能紹介

どんなソフトなのか?

Tracktionは、ズバリ音楽製作ソフトです。
一般には「DAW(DigitalAudioWorkstation)」と呼ばれるジャンルのソフトで、簡単に言えばパソコンで音楽製作全般をやってしまおうというソフトです。
ちなみに元々は英国製です。

現在は、日本語の公式サイトができましたので、詳細はそちらで確認してください。

価格

  • 価格はオープンですが、日本円で約2万円程度です。このジャンルのソフトの中ではかなり安い方に入ります。
  • 購入方法は、日本語のボックス版(要するに箱入り)が店頭で購入できます。通販もできますが、Mackie製品の取扱店はMackieのサイトにあるディーラーリストで確認できます。
  • Tracktion1では、ダウンロードでのオンライン販売のみで、日本語版は存在しませんでしたし、海外でのクレジット販売で80ドル(or80ユーロ)でした。また、2004年年末に期間限定でNFR版(下に詳しい解説あり)という無料バージョンも出ましたが、現在はいずれも新たに手に入れることはできません。(既存ユーザーならダウンロードは可能です)

DAW系のソフトは5万円〜20万円程度するソフトも多い中、かなり安い方だと言えるでしょう。

それから特筆すべきは、Tracktionは同時にPC2台分のライセンスがついています!
Win版/Mac版も関係ありません。Win版が1台、Mac版が1台という使い方でもOKです!

ターゲット

低価格ですが、特に初心者向けというわけではありません。
海外ではレコーディングスタジオでもTracktionを利用しているスタジオもあるくらいですから。機能ではまだまだなTracktionですが、作業のしやすさが受けているようです!

個人でも、Protools,Cubase,Logic,SONARなどの高級DAWソフトから移行した、という方も多い見受けられます。安いからといって躊躇する必要は全くないと言えるでしょう。

まずはデモ版を試してみて、その使いやすさを体験してみてください。

評判

その簡単な操作性の高さから、熱狂的ファンも多いソフトですし、国内に比べ海外の評価は高いです。

  • イギリスのComputer Music誌の読者投票「Reader Awards 2003」では、SONAR、Cubaseに続き「Best Software Sequencer」部門で第3位にランキングされたそうです!

ただし、どのソフトにも得手/不得手はあり、それぞれに特徴があります。そこで、個人的に評価すると、

  • 良い点
    • 基本的に1画面で操作可能であり、色々なウインドウを開いていくタイプのソフトに比べると見通しが良い。
    • プラグインについては音源(VSTi)/エフェクト(VSTPlugin)について、特に扱いが違うわけではなく、配置についての自由度が高い。
    • プラグインの配置はドラッグ&ドロップで簡単に移動したり、コピー&ペーストも簡単で、配置したプラグインのパラメータを変更せずに並びを変えたりするのは非常に簡単。
    • 録音した素材(MIDI/オーディオ)はクリップとして管理され、曲の構成を変えたりするのは楽。
    • 複数のプラグインをまとめて一つのプラグインのように扱うことのできるラックフィルターや他トラックへの出力も簡単で、慣れればルーティングはかなり色々と試すことができる。
  • 悪い点(苦手とされる部分)
    • オーディオストレッチの音質がいまいち。
    • MIDI編集について、1画面での操作があだ?となっているのか操作性がもう一つ・・。
    • ミキサー画面は存在しないので、ミキサー画面での操作を中心にやってきた人にとっては使いづらく感じるらしい。

といったところでしょうか。

将来性

当初はRowMaterial社が開発・販売を行っていましたが、2004年からMackieが販売を引き継いでいます。2005年9月現在、Tracktion2の日本語版も発売され、ボックス版が国内でも入手しやすくなり、国内メディアでもとりあげられる機会も増えるでしょうからユーザー数は今後も増えつづけるでしょう。

デモ版

Tracktionは、デモ版が用意されていますので、動作を確認してからの購入をお薦めします。
T3のデモ版は、http://my.mackie.com/tracktiondemo からダウンロード可能です。
名前やメールアドレスの入力はありますが、メールでの情報が必要な人のためなんで、とりあえず不要な人は下にある「No thanks, just take me to downloads」ボタンをクリックすれば即刻ダウンロードできます。

※T2のデモ版の詳細については、デモ版についてをご覧ください。

NFR(Not-For-Resale)版(フリー版)

※V1をベースに2004年の後半、一時期発表されたバージョンです。
 残念ながら、現在は入手することはできません。

NFR版は、バージョンアップはできないものの広告を目的としてフリー化したTracktionです。登録は必要ですが登録方法も有料版とほぼ同じなので、まず試すにはうってつけです。
機能的にも製品版と何ら変わらないようです。(Mackie製の高価なミックス用VSTプラグインまで付属しています!)

ただしVer.2を購入する意思がある場合は、NFR版登録者は恐らく新規購入価格になる可能性が高いと見られています。Ver.1 の製品版を購入しておけば Ver.2 が安く購入できるという特典があります。正式な価格は公表されていませんが、この価格体系になることは明言されています。

NFR版の登録手順はこちら

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基本機能

編集機能

トラック数/エフェクト数-無限

※ただし、PCの能力によります。

アンドゥ/リドゥ履歴数無制限。

※ディスクの空き領域によります。
”チェックポイント”までいつでも戻せる機能付き。

自動バックアップ機能

指定した間隔でディスクに自動保存する機能を搭載。
実装方法は、最新のデータで上書きするのではなく、別の場所に保存する形式。(MicrosoftOffice/Word などで実装されている方法)
突然のハングアップなどでも安心して利用できます。

プロジェクト管理

作業中の曲を一つの「プロジェクト」として管理します。

「プロジェクトスクリーン」では、

  • 現在作業中のプロジェクトの一覧表示
  • その曲で使われているオーディオクリップやMIDIクリップの一覧表示
  • 各クリップのプレビュー
  • 各パートのコピーなどの編集機能
  • 複数のプロジェクトでも検索機能ですぐにキーワード検索可能
  • オプションにより一つのファイルにまとめることも可能
  • インポート/エクスポートの際に作成されるTracktionアーカイブ(すべてのパーツを一つにまとめたもの)には、可逆圧縮のFLACオーディオ圧縮と、非可逆圧縮のOgg-Vorbis 圧縮が使用可能
  • 共通のライブラリ(部品集)を作ることが可能(上手く利用すれば複数ユーザーの持つ部品を集めて、お互いのデータのやりとりを合理化することができる)

等の機能が利用できます。

パンチイン/アウト

  • オプションにより、1小節/2小節のカウントインと共にパンチイン録音可能。(任意の位置から再生後の録音も可能)
  • 入力音をトリガーにして録音が可能。

トラックフリーズ機能

トラックの「フリージング機能」を使って自動的にバウンス(エフェクトを掛け終わった状態

で一旦オーディオ化して保存)することでCPU負荷を軽減可能。

連携作業(コラボレーション)

  • 他者へデータを送る際には、自動的に整えながら、全体/あるいは一部分のみを様々なサンプルレート/ビット数のオーディオファイルを作成できる。(オプションでノーマライズも可能)
  • バックアップの時には、現在のエディットで使用されているオーディオ/MIDIクリップをまとめて新たなフォルダへコピーすることができます。また、その際にはまとめて一つの圧縮ファイルにして保存することも可能です。(ただし、大きな領域と時間が必要になります)
  • 一つの圧縮ファイルとして保存するときには、FLAC可逆圧縮方式(約1/2サイズ)と、1/20程度まで圧縮可能な Ogg-Vorbis圧縮が利用できます。これはインターネットを利用したユーザー間のコラボレーション作業にはとても便利でしょう。

モニタ機能

入力されたMIDI信号やオーディオのリアルタイムモニタリングができ、"end-to-ending"オプションを使えば設定したフィルタやエフェクトを通した音をライブでモニタリング可能。

キーカスタマイズ

豊富なショートカットは、好みに応じてカスタマイズ可能。
ユーザープリセットは、ショートカットキーの設定やフィルターのプリセットを含めてインポート/エクスポート可能。

詳細なヘルプシステム

完全に統合された詳細なヘルプシステム - マウスポインタの置かれている付近の操作について、邪魔にならないように詳細なヘルプを表示します。(※残念ながら英語のみです)

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オーディオ機能

付属エフェクト

”リバーブ”、”4バンドEQ”、 ”ディレイ”、”コーラス”、”フェイザー”、”コンプレッサー”、”ローパスフィルター”、そして”ピッチシフター”。

32bit浮動演算対応

すべてのオーディオは内部で32bit浮動演算で扱われます。

オートメーション

VSTプラグインや付属フィルターはフルオートメーション対応。リアルタイム操作の保存や手書きツールでオートメーションカーブの作成が可能。

サンプルレート

同一のエディット(プロジェクト)や同一トラック内であっても異なるサンプルレートのオーディオ再生が可能。(しかもタイムストレッチ機能も装備)

タイムストレッチ機能

音質/負荷に合わせて3つのモードを搭載。
ただし、残念ながら音質面ではあまり評判良くありません。

波形表示

オーディオクリップは波形表示され、ズームイン/アウト操作で確認可能。

波形編集

オーディオクリップの「波形編集」機能は付いていません。
ただし、設定により任意のプログラムを実行できますので、自分の好きな波形編集ソフトを利用することは簡単です。(国産の「SoundEngine(Free)」などのフリーソフトも利用可能です)

リアルタイム編集

それぞれのオーディオクリップについて、フェードイン/アウト、クロスフェード、(ピッチを変えることなく)ストレッチ機能搭載。

ReWire

ReWire2.0対応(但しホストのみ)。他のReWire対応ソフトとの連動が可能。

CDリッピング機能

CD-ROMから直接編集中のエディットへオーディオ取り込み機能を搭載。

対応オーディオ形式

Wav、Aiff、Ogg-Vorbis 形式のオーディオファイル形式をサポート。
MP3はライセンスの都合上、対応する予定はないようです。

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MIDIシーケンサー機能

編集方法

ループ/ステップ入力可能、編集はピアノロールのみで、クオンタイズやグルーブクオンタイズ機能も装備。

ループ録音/リアルタイムクオンタイズ

MIDIトラックはループさせながらの多重録音や選択したチャンネルのリアルタイムクオンタイズも可能。

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対応プラグイン形式

VSTプラグイン、VSTiに対応しています。

その他の規格(DirectX,AudioUnit,etc..)に対応する予定はありません。

対応インターフェース

ASIO 2.0(Win/Mac)/DirectSound(Win)に対応しています。

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動作環境

Windows

  • 対応OS: Microsoft(R) Windows 95/98/Me/2000/XP
  • CPU: Intel Pentium 3 以上

以前は、AMD Athlon も載っていましたが、現在は消えてしまったようです。はっきり書かれていませんが、実際、Pentium2/Celeron/AMD系列でもほぼ問題なく動作すると思います。(いずれも動かしたことあります)
クロック的には、Pentium2(233Mhz)でも一応動作しましたけど、フィルター(プラグイン)を多く使うなら、Pentium4が望ましいでしょうね。

  • メモリ: 最低256MB以上

ただし、一般的にDAW系のソフトではメモリはなるべく多く積んだ方が良いとされるので、特にWindowsXPとかなら、最低でも512MB、できれば1GB以上積んでおいた方が良いでしょう。試してみてから徐々に増やしても良いでしょう。

  • オーディオI/F:DirectSound / ASIO 対応のサウンドカード/オーディオカード、あるいは(Makie社SPIKEのような)USBインタフェース
  • 必要ならば Windows対応のMIDIインターフェース

Macintosh

  • Mac OSX 10.2(Jaguar) 以降
  • メモリ: 最低128MB ( 大き目のプロジェクトでは 256MB 以上を推奨 )

※Mackieのサポートからの発表を元に書いています。

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ロードマップ

2006.1.24 更新履歴にまとめました。

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